オフィスの
ウイルス感染症対策

緊急事態宣言後、大企業を中心にテレワーク(在宅勤務)を推進する動きがあるものの、依然としてオフィスには多くの人の出入りがあります。荷物の宅配など一時的なものも含めると最も人の出入りが多いエントランス、商談などで一定時間外部の人間と接する応接エリア、電話や業務指示などで会話が避けられない執務室、ひと息ついて会話が弾みがちな休憩室や食堂など、予防対策を要するエリアが多岐にわたるため、「3つの密」(=密閉・密集・密接)を避ける措置がなされているのか効率的にモニタリングする仕組みが必要です。

そうした観点からお勧めしたいのが日本防犯システムの全方位カメラソリューション「ENJIN(円陣)」と、AI画像認識プラットフォーム「AIZE(アイズ)」です。1台で360度を撮影でき、必要な箇所を最大8分割して一括表示ができる全方位カメラで設置カメラ台数、設置の手間、メンテナンスコストを最小限に抑えながら職場環境を整え、顔認証システムで入退室の記録を顔写真つきで取っていくことで、予防効果の最大化を図りましょう。

執務室内での
ソーシャルディスタンス

ウイルスによる飛沫感染のリスクを避けるために席間は広くとり、顔の正面から2mを目安に一定の距離を保てるよう工夫し、可能であればアクリル板・透明ビニールなどで仕切りを設けることが推奨されています。それが難しい場合は、可能な限り対角に席を配置する、横並びに配置するなどの工夫(その場合、最低1m)が求められています。そうしたソーシャルディスタンス(社会的距離)を保つことは、現在問題となっている新型コロナウイルスのみならず、インフルエンザなどの感染症全般に共通する基本的な対策なので、これからの時代、従業員の安全のために習慣化を促していく必要があるでしょう。

日本防犯システムの全方位カメラは、円形に撮影された映像の中から任意の場所を複数画面に切り出して確認することができます(歪み補正機能により一般的なカメラと同じ見え方になります)。全方位カメラJS-CW4064を地上高3mの天井に設置した場合、半径約9mをカバーできます。そのため、室内の中心部に設置すれば小~中規模の執務室なら、ソーシャルディスタンスをはじめ、換気やマスクの着用について、遠隔地からでも瞬時に確認することができます。

「リアルタイムでのモニタリングだけで十分」、「録画データの保存期間は短くても良い」というような場合は、カメラ単体でも上記の運用が可能です。

入退室者の記録管理

オフィス、または執務室などの特定エリアへの訪問記録を画像つきで保管・管理でき、さらにその入退室データを自動でグラフ化できるのが、画像認識プラットフォームAIZE(アイズ)です。

顔認証に特化したAI(人工知能)が、AIZE(アイズ)用カメラで撮影された人物の画像を瞬時に解析し、500ポイントを超える特徴点から、高精度の画像認証を実施。誰がいつ、どんな服装(マスクの有無)で入室したのかといった情報を正確に蓄積していくので、管理台帳への記帳などアナログ作業を解消することができます。

カメラを2台設置すれば入退室時間の差から滞在時間を計測することも可能。同時に、現在の室内人数をカウントし、一定人数以上が滞在している場合に通知メールを送ることができるので、管理体制の強化を図るためのカスタマイズもご相談ください。

多くの顔認証システムと同様にAIZE(アイズ)は、VIPの来社時にメール通知を行うことや、レコーダと併用することで防犯目的の運用も可能です。

会議や接客時の記録管理

ウイルス感染症対策の管理を徹底していたとしても、インフルエンザ同様、新型コロナウイルスもまた完璧に防ぐことはできないというのが一般的な見方です。万が一、発症者が出てしまった場合、感染拡大を防ぐために濃厚接触者の有無を確認して検査を促すなど、迅速な対応が必要になるでしょう。その際、役に立つのが録画映像、なのですが、24時間録画をしている場合、必要なシーンがどこなのか特定するのは骨の折れる作業です。その点、日本防犯システムのJS-RW4シリーズは、特定の場所に人が入ってきたときだけ録画することや、任意の時間帯だけを録画することができるので、濃厚接触の事実確認に要する時間を大幅にカットできるでしょう。

小規模オフィスではJS-RW4004またはJS-RW4008、中~大規模オフィスではJS-RW4016またはJS-RW4032がお勧めで、上記レコーダはHDDを増設することもできる(JS-RW4032で最大60TB)ため、必要に応じて最適なご提案が可能です。

体温測定システム(サーマルカメラ)による入口の温度測定

オフィスにおけるウイルス感染症対策の一つとして体表面の温度を検知することができるサーマルカメラは有効です。サーマルカメラと一口に言っても、レンズに映る範囲全体を測定できるものと、AI(人工知能)が人物を特定し顔の表面温度を測定できるものがあります。前者の場合、蛍光灯の熱源に反応する場合もあるため、後者の人体温を検知できるタイプがお勧めです。

また、オフィスでサーマルカメラを運用する場合、以下の機能が搭載されているものが好ましいです。

●測定対象者に触れずに体温を検知できること
●±0.5℃以内の高精度測定が可能なこと
●規定温度以上を検知したい際に音声通知が可能であること
●マスク未着用者にマスクの着用を促せること
●オフィスエントランスに設置するため省スペース設計であること
●インターネット接続なしで運用できること
●難しい設定をせずに感染症対策を始められること

日本防犯システムでは、以上を全て満たすタブレット型のサーマルカメラ(顔認証端末)や、もし規定温度以上を検知した場合に役立つハンディタイプのサーマルカメラ(顔検知非対応)をご用意しております。

防犯カメラとUTM(統合脅威管理)で
情報資産の流出を徹底防止。

これからのオフィスにおけるキーワードとして最も関心を集めているのは、テレワーク(在宅勤務)の常態化に伴う「情報セキュリティの強化」(機密情報の漏洩対策、内的脅威の抑止、外的脅威への対策など)ではないでしょうか。

また、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進による業務改革、ビジネスモデル転換、オフィス分散など、課題は山のようにあります。

企業にとって命ともいえる経営情報、知的財産などをランサムウェア(身代金要求型ウイルス)等から守るには、防犯カメラによる物理的・心理的(抑止効果)な対策と、UTM(統合脅威管理)による情報セキュリティを組み合わせ、健全な職場環境を保つことが必要でしょう。

しかし、多くの経営者やご担当者が抱えている問題として、「どこをどう対策すればいいのか?」「個々にソフトをインストールさせればいいのか?」「業者に依頼したほうがいいのか?」という初期の検討段階で不明な点が多く、悩みを抱えている方も少なくありません。

さらに、セキュリティ対策専任の担当者や情報システム専任の担当者がいない、専門知識も不十分、といった問題や運用に関して多くのコストをかけられないといった課題があるというお話もよく伺います。

ネットワークの入口で情報を浄化するUTM(統合脅威管理)「Net Joe(ネットジョー)」は、そのような悩みを解決します。

Net Joe(ネットジョー)は独自のパターンマッチングにより通信速度を落とすことなく、外部脅威を遮断。万が一、不具合があっても複雑な設定が不要なので速やかにセキュリティ環境を復旧できます。ちょうど浄水器のような手軽さで情報セキュリティを向上させることができるのです。

また、Net Joe(ネットジョー)の台数を増やすことで、マルウェアに感染した機器から連鎖する二次感染を防ぐことができます(ルータも守られるのでWi-Fiも安全に利用可能)。

さまざまなセキュリティリスクをUTM(統合脅威管理)「Net Joe(ネットジョー)」1台で軽減!
●ポートスキャンの悪用阻止
●マルウェア・ウイルスからの保護
●脆弱性を突く不正侵入・サイバー攻撃対策
●アクセスさせたくない有害サイトの閲覧禁止
●ウイルス感染したデバイスから外部への通信停止

今の時代に求められる高速スループット、導入の手軽さ、運用の明快さをNet Joe(ネットジョー)は、お約束します!
●初期工事不要、簡単設定
●運用者の専門知識不要
●接続デバイスの数は無制限
●パターンマッチング等のコア技術により、業界最高クラスのスループット700Mbps超を実現
※数値は最大速度であり、ご利用のインターネット回線・ネットワーク機器の速度に依存します。

日本防犯システムでは、導入前・導入後も手間をかけずに簡単!堅牢!高コスパ!な「Net Joe(ネットジョー)」は、企業のセキュリティを包括的にサポートします。

以下のお問い合わせフォームより貴社のお悩みやご要望を、ぜひお送りください。映像ソリューションのプロフェッショナルが解決へと導きます!

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